巷でよく言われる「フケが多いと薄毛になりやすい」という噂。フケが増えることと薄毛は本当に関係があるのでしょうか。今回は、「フケが多いと薄毛になりやすい」という噂は本当なのかについてお話しましょう。

頭皮環境が悪くなるとフケが増える

結論から申しますと、フケが多くなると、薄毛は進行しやすくなります。

フケが多い状態は、頭皮の環境が悪化していることを示す重要なサインです。いわば、頭皮の赤信号が点灯している状態です。頭皮環境の悪化は、元気な髪の成長にはもちろん良くありません。

フケは、頭皮が乾燥しても、また、ベタついても増えてしまいます。それぞれについて詳しく見てみましょう。

乾燥によりフケが増える

頭皮が乾燥してカサカサしていると、頭皮がはがれてフケができやすくなります。ちょうど、乾燥肌の人の皮膚が白く粉をふくようなイメージですね。

頭皮の乾燥は、おもに頭皮への過剰な刺激により引き起こされます。シャンプーの洗浄力が強すぎて皮脂が過剰に奪われたり、ドライヤーの熱の当てすぎで頭皮が直接刺激を受けたりすると、頭皮の乾燥が進んでフケが増やすくなるのです。

ベタつきでフケが増える

頭皮がベタつくのは、皮脂の分泌が増えることが原因で起こります。

皮脂が増えるだけなら問題ないのですが、増えた皮脂の洗浄が不十分だったりして、頭皮に皮脂が残り過ぎると、皮脂に含まれる脂質が酸化されあり、皮脂をエサにする細菌が繁殖したりして、頭皮のあちこちで炎症が起こります。

炎症は、皮膚のターンオーバーを早める作用があります。ケガや出来物(ニキビなど)の周りにできた新しい皮膚がとてもはがれやすいのはこのためです。これと同じことが頭皮の炎症でも起こります。そのために、皮膚がはがれやすくなり、フケが増えてしまうのです。

フケを減らして頭皮を正常に保つためのポイント

フケは、頭皮環境が悪くなっているサインです。フケの量が増えたと感じたなら、すぐに入念なケアを始めることをおすすめします。

対策のポイントは、頭皮の乾燥を防ぐことと、皮脂の分泌を正常に保つことの2つです。

頭皮の乾燥を防ぐ

他の頭皮トラブルと同じように、ケアの方法を見直して頭皮への刺激を最小限に抑えるための工夫が大切です。

・シャンプーを低刺激のもの(アミノ酸系やベタイン系のシャンプー)に替える。
・ドライヤーの熱を当てすぎない。
・洗い上がりの髪と頭皮を、ヘアオイル(ホホバオイル)などで保湿する。

頭皮の乾燥が和らいで潤いが戻ると、フケは自然と少なくなります。

皮脂の分泌を正常に整える

皮脂の分泌は、生活習慣の影響を強く受けます。こちらも他の頭皮トラブルと同じように、以下のような習慣を改善することが大切です。

・睡眠不足が続いている。
・脂っこい食事ばかり食べている。
・お酒を飲み過ぎる。
・運動をあまりしない。
・ストレスが溜めこむ。

生活習慣の改善は、育毛生活の基本の「キ」です。今一度、自分の習慣を見つめ直してみましょう。

いかがでしたか。フケが増えると薄毛が進行しやすくなります。「最近フケが多いな…」と感じている方は、すぐにケアを始めて、頭皮の環境を良好に保ちましょう。