ノコギリヤシサプリは育毛に効果がありそうだから飲んでみたいと思ったけども、調べてみると種類がたくさんあり、どれが結局1番いいのかがわからない・・・と迷っている人のための記事です。

サプリ業界歴10年の私があなたに代わって「育毛対策に1番良いノコギリヤシサプリ」を選んでみました。

ノコギリヤシ配合の育毛サプリの種類

順不同
・チャップアップ
・BOSTON(ボストン)
・GUNGUN(ぐんぐん)
・フェルサ
・ノコギリヤシEX
・BUBUKA(ブブカ)
・イクオス
・5α-R

ノコギリヤシの働き

まず簡単なおさらいですが、ノコギリヤシはプロペシアで有名なAGA治療薬と同じ働きを期待できると考えられています。

「Comparitive effectiveness of finasteride vs Serenoa repens in male androgenetic alopecia: a two-year study.」(訳)男性型脱毛患者に2年間、ノコギリヤシまたはフィナステリドを投与した結果。

ノコギリヤシ320mgを飲んだ対象者は、改善度38%。フィナステリド1mgを飲んだ対象者は、改善度68%。

この研究はイタリアの大学の報告です。
※イタリアにはインデナ社という植物エキスの抽出加工を得意とする世界的な原料メーカーがあり、もしかしたら関係性があるかもしれません。

ノコギリヤシの「改善度38%」は単純に数字だけ見れば低く見えますが、「サプリメントでの改善度」として見ればかなり高い数字だと個人的に思っています。

だから、この結果を見てノコギリヤシでも育毛への効果を期待することが十分できると判断しています。

ただし、上記の研究結果は1日に320mgのノコギリヤシエキスを飲んだ時の結果です。
したがって、ノコギリヤシサプリで育毛効果を期待するには、ノコギリヤシエキスを320mg含んでいるものがベストになります。

一言でノコギリヤシと言っていますが、実は大きく分けて2種類の原料があるんです。

原材料の表示名称が「ノコギリヤシエキス」のものは「オイル」になります。
「ノコギリヤシエキス末」が「粉末」です。

ここで、一つ大事なポイントがありノコギリヤシに含まれる有効成分は、「脂肪酸(特にステロール類)の成分」になることです。
「※エキス末(粉末)」よりも「オイル(油)」が有効だと個人的に考えています。

※エキス末とは、特定の成分を抽出して濃縮した粉末のことです。
オイルはあなたが知っているサラダ油と同じ少し粘り気がある液体です。

サラダ油の粉末って見たことないですよね?
僕は仕事柄、粉末の油を知っていますが、この液体の油を粉末にするのってかなり無理なイメージがありませんか?

実際、液体の油を粉末化するのには、けっこうな手間がかかります。
そして、かなり手を加えて加工するので、粉末化することによるデメリットが当然あります。

それは有効成分である「脂肪酸」の含有量が減ってしまうことです。

オイルとエキス末の効果の差を比較した信頼できるデータ類は見たことがありませんが、オイルの方が信頼できる根拠としては「脂肪酸の含有量が多い」からです。

原料を開発しているメーカーによって、数字は若干前後しますが、一般的には

オイルノコギリヤシは脂肪酸:85~95%前後
エキス末ノコギリヤシは脂肪酸:45%前後

つまり有効成分であるはずの脂肪酸が、エキス末には約45%しか含まれていません。
オイルだと約90%ですので、エキス末とオイルを同じ量飲んでも、脂肪酸量が2倍の差になります。

そのため、「オイルの摂取目安量が320mg」に対し、「エキス末の摂取目安量は700~800mg」と言われています。

だから、ノコギリヤシオイルを320mg含んでいるものがベストなサプリです。
※もしエキス末を使用しているサプリならば、700~800mg配合されていれば、オイルと同等の信頼性になる可能性があります。

ノコギリヤシエキスの含有量

エキス末使用 以下
チャップアップ 非公表
イクオス 300mg
フェルサ 100mg
BUBUKA
(ブブカ)
135mg
GUNGUN
(ぐんぐん)
300mg(ネット情報の推測値)
5α-R 360mg
オイル使用 以下
BOSTON
(ボストン
300mg
ノコギリヤシEX 320mg

このノコギリヤシの量を含め、商品のスペックと価格をランキング化し、上位を比較したのが、下記の表です。

第1位~第3位

総合得点 84点 73点 60点
会社名
信頼度
エスロッソ 小林製薬 アンファー
商品名 BOSTON ノコギリヤシEX 5α-R
写真 img63518996 ダブル SPFAR000A1_1
成分 ノコギリヤシ
300mg
ノコギリヤシ
320mg
ノコギリヤシ
360mg
理論 5αリダク
ターゼ抑制
5αリダク
ターゼ抑制
5αリダク
ターゼ抑制
論文 あり あり なし
特許 なし なし なし
体験者 あり なし なし
サポート 良い 良い 良い
価格 5,144円
(セット購入
1本あたり)
2,700円 7,000円
詳細記事 詳細記事 詳細記事 詳細記事
公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

各商品のスペックを確認して驚いたことは、「オイル」ではなくエキス末を配合している商品が多いという事実です。

各メーカーに問い合わせましたが、「エキス末でもオイルでも効果は変わらない」と返答するメーカーが多かったです。

確かに「エキス末とオイルで効果を比較した研究データを見たことがありません」が、1つある事実としてノコギリヤシの研究結果でエビデンスが出ているものは、「オイル」だということです。

※元々ノコギリヤシは前立腺肥大という病気の改善のために、研究されておりその研究がオイルでの結果です。

それと各メーカーが勉強不足な点は、摂取目安量に対する認識が足りない点が挙げられます。

先述した通りに、ノコギリヤシオイルは320mgがベストですが、反対に「エキス末は700~800mmg」程度必要であると原料を販売しているメーカーから聞いています。※メーカーによって数字が異なります。

ですので、「オイル320mg=エキス末800mg」にならないと同等の信頼性があるとは言えません

エキス末は「粉末」のため、打錠かハードカプセルが基本です。
オイルは「ソフトカプセル」にしか配合できません。

打錠 ノコギリヤシエキス末320mg配合
(脂肪酸量144mg)
ソフトカプセル ノコギリヤシオイル320mg配合
(脂肪酸量288mg)

これは一見すると同一スペックです。
そのため、同じぐらいの効果があるとアピールしている通販メーカーや比較サイトが多いです。

しかし、打錠の方は「脂肪酸量が144mg」しかありません。
厳密に同じ効果を期待するのであれば、

打錠 ノコギリヤシエキス末640mg配合
(脂肪酸量288mg)
ソフトカプセル ノコギリヤシオイル320mg配合
(脂肪酸量288mg)

にしないと、理論上同じ効果は期待できません

※先に説明した時に「エキス末は700~800mg必要」と書きましたが、おそらく成分のロスがあるために、上記の640mgよりも少し量を増やす必要があると考えられます。

この点を考慮しないでノコギリヤシの配合量をアピールしている商品が多いのが実情です・・・

唯一、アンファーの5α-Rだけが360mgですので、数字としては足りないと思いますが、信頼ができる商品の一つだと思っています。
さすが医者が監修しているだけあり理論的に作られています。

5α-Rのように360mg配合していると納得できるのですが、800mgに満たない数字でエキス末を配合している商品が多く、正直効果があるのかが疑問です・・・

また、配合量を公表していないメーカーもあり、その商品は飲む価値が無いと思っています。

私がサプリ業界で働いていた経験があるからという理由ではなく一般的な世論の意見で言えば、「自信があることは公表する」。

反対に、「自信がないことは非公表にする」、というのが普通だと思います。

正直、他社より劣っている点は公表するよりも非公表にしておいた方が良いですし、日本のサプリは配合量を非公表にしても法律上何も問題ありません。

だから、非公表の時点でライバル商品よりも劣っている可能性が高いと考えています。

以上のことを考慮して、ノコギリヤシの配合量を確認しただけで8種類中、合格点が与えられたのは3製品だけでした。

なぜ、原料の種類が多いことよりも、ノコギリヤシエキスの配合量が大事なのか?

ノコギリヤシエキスの配合量よりも、イソフラボンやミレット、フィバーフュー、亜鉛などたくさん入っていた方が育毛に効果的だと思っている人が多いと思いますが「なぜノコギリヤシエキスの量が大事」なのかというと、理由は2つあります。

1. ノコギリヤシエキスを320mg飲むと育毛に効果があったというデータがある

冒頭でも紹介しましたが、イタリアの大学が研究結果を発表しています。

また、DHCの蒲原博士もブログで、1つの研究結果として報告していますので、信頼できる研究結果です。

AGA(男性型脱毛症)に対するノコギリヤシの効果について、フィナステリド(プロペシア)との比較が行われています。

中程度のAGAと診断された患者100名を対象に、

・ノコギリヤシ(320mg/日)投与群(n=50)

あるいは

・フィナステリド(プロペシア)(1mg/日)投与群(n=50

の2群について、2年間の投与試験が行われました。解析の結果、発毛/育毛が認められた患者の割合は、ノコギリヤシ群で38%、フィナステリド群で68%でした。

臨床所見として、フィナステリドは頭頂部と前頭部に、ノコギリヤシは頭頂部にそれぞれ有効であることが見出されました。引用元より一部抜粋

医学博士 蒲原聖可ブログ

だから同じようにノコギリヤシエキス(オイルがベスト)を320mg飲めば、育毛効果が期待できると考えています。

2. 悪い男性ホルモンの働きを抑えるのはノコギリヤシだけ

ノコギリヤシエキスの働きは、「5αリダクターゼという脱毛酵素の働きを弱める」ことです。

この脱毛酵素の働きを弱めることによって、脱毛を減少させて、抜け毛を減らすことにより育毛への効果が期待できるのです。

※最近、バナナ果皮抽出物もノコギリヤシと同じ効果があるという研究が進んでいるので、詳細を確認し追記します。

しかし、ミレットやフィーバーフューは脱毛を予防する働き方のメカニズムが異なります

だから、ノコギリヤシ以外の成分が入っていてもメカニズムが異なるために、どれだけ他の成分が入っていても、ノコギリヤシエキスの働きをフォローすることができない可能性が高くなります・・・

例えばこんな育毛サプリがあったとします。

ノコギリヤシエキス・・・100mg
ミレット・・・100mg
フィーバーフュー・・・100mg

このサプリは良さそうに見えますが、大きな弱点があり良い所取りをし過ぎているため、1つ1つの働きが弱くなっていしまいます。
また、このブレンド配合での相乗効果による「育毛に効果があるというデータがありません。」(本来の働きを期待するなら、ノコギリヤシエキス320mg、ミレット300mg、フィーバーフュー300mgが必要)

いくらノコギリヤシが良いと言っても、研究データの3分の1程度の100mgでは、効果を期待できなくなります。

ですので、どうせブレンドでの相乗効果を目指すなら「同じ働き」を期待できるものの方が良いです。

例えば、
ノコギリヤシエキスオイル・・・150mg
バナナ果皮抽出部・・・150mg
の方が、先に説明したものよりも期待値が高いはずです。

だから、サプリで有効成分を摂取する時は、「目的の効果に対して必要量を満たしていることが大事」になってきます。

育毛なら、ノコギリヤシエキス320mg、ミレット300mgなど。

ただし、あくまでもこれは研究結果を重視したことなので、奇跡的に黄金の配合が見つかれば、色々な原料が少しずつでも入っている方が良くなりますが、もしこんなことがあれば特許の取得に動くと思いますが、特許を持っているサプリがない現状を見れば、つまりそういう訳です・・・

例外としてはビタミンやミネラル類です。

摂取量がわずかで済むために、たくさんの種類が入っていて栄養を万遍なく摂取した方が良いです。
ただし、これはビタミン、ミネラル限定です。

ノコギリヤシサプリの選び方は自分の目的に合わせる

元プロの私が育毛対策として購入しても良いと思ったノコギリヤシサプリは、「ボストン、ノコギリヤシEX、5α-Rの3つ」です。

この3つはノコギリヤシに注目をするとほぼ同じですが、商品の特徴はそれぞれ異なります。

ですので、育毛対策としてサプリに何を求めるのかであなたにあったものが変わってきます。

総合的なバランスを求めるなら「ボストン」

ボストンは、ノコギリヤシだけでなく育毛に良いと言われている成分が数多く配合されています。

価格は単品で購入をするとやや割高ですが、6本セットで購入をすると1本あたり約5,000円になりますので、商品スペックと価格のバランスがとれた総合的な育毛サプリです。

他のサプリは全く飲むつもりはなく、1製品だけで済ませたいと思っているあなたにオススメです。

プロペシアと同様にAGA対策

プロペシアは余分な有効成分のフィナステリド以外は、育毛対策の成分が入っていません。

つまりピンポイントでAGA対策のみを目的としています。

同じ考え方でいくと、「ノコギリヤシEX」が1番安く効率的にノコギリヤシを摂ることができるので、コストパフォーマンスNo.1です。

効果があるのかわからない余計な成分は要らないので、ノコギリヤシだけ飲みたい方に向いています。

※ノコギリヤシEXは、メーカーはあくまでも「尿関係」の商品アピールしかしていませんが、尿関係(前立腺肥大)もAGAの薄毛も原因となる物質は同じです。

高スペック高級品

育毛サプリに求めるのがとにかく「高スペック」というあなたは、医者が監修しているアンファーの5α-Rがベストです。

ブランド志向で高スペックを求める人にオススメです。

総合得点 84点 73点 60点
会社名
信頼度
エスロッソ 小林製薬 アンファー
商品名 BOSTON ノコギリヤシEX 5α-R
写真 img63518996 ダブル SPFAR000A1_1
成分 ノコギリヤシ
300mg
ノコギリヤシ
320mg
ノコギリヤシ
360mg
理論 5αリダク
ターゼ抑制
5αリダク
ターゼ抑制
5αリダク
ターゼ抑制
論文 あり あり なし
特許 なし なし なし
体験者 あり なし なし
サポート 良い 良い 良い
価格 5,144円
(セット購入
1本あたり)
2,700円 7,000円
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