2015年度にキャピキシル入りのスカルプローションが発売され、その後続々と新しい育毛剤が発売されてきました。

今回はその中でも一番新しいバイタルウェーブローションを元プロが評価をしてみたいと思います。

評価項目は、
1. 会社の信頼度
2. メイン原料の配合濃度
3. 配合原料の種類数
4. 特許
5. 浸透性
6. ノズルの形状
7. 返金保証
8. 販売価格
9. サポートの体制
の9つです。

商品名 バイタルウェーブ スカルプローション
会社の信頼度 セラピュア
商品画像 2016-06-20 12.22.45
メイン原料 キャピキシル5%
配合原料種類数 21種類
データ有無 あり
特許 なし
浸透性 あり
形状 ガラススポイト
返金保証 30日間
価格 単品:11,880円
定期:8,200円
サポート 確認中

1. 会社の信頼度

株式会社セラピュアという会社が販売をしています。
事業内容は、「セラピュアでは活性石の有効活用をテーマに、医薬部外品(化粧品)、健康食品の開発を行っております。」と公式ページに記載があります。

活性石は、一際高い自然エネルギーが計測される泥状の鉱石とのことです。
これがスカルプケアにどんな効果を与えるのかはわかりませんが、独自性という点では他の育毛剤にはない特徴です。

公式ページを確認しましたが、社長のメッセージと顔写真の掲載もないために、個人的にマイナス点です。

ただし、バイタルウェーブの商品販売ページに商品開発者の永野剛氏の顔写真と、自身の医院のホームページへのリンクが掲載されており、この点は非常に信頼性が高く評価できます。

医院のホームページを確認しましたが、内科・皮膚科の専門院です。

独自研究の波動を用いて脱毛の研究をされているとのこですが、波動と聞くと一見怪しく聞こえます。

しかし、その治療実績を公開しており、「確実に効果が出ている点」と「永野氏の医師としての実績」を考慮すると確かに効果がある治療法だと思います。

私は、育毛サプリの開発経験しかありませんが、実は素人が開発していることって意外と多いんです・・・

バイタルェーブは医師が共同開発をしているので、巷にあるたくさんの育毛剤の中でも信頼性は非常に高いです。

2. メイン原料の配合濃度

メイン原料はキャピキシルで5%配合されています。

この5%という数字は、原料開発メーカーのLUCAS MEYER COSMETICS社がエビデンス(科学的根拠)をとっており、その時の数字が5%でしたので、5%がベストです。

キャピキシルは「アカツメクサ花エキス」と「アセチルテトラペプチド」を含む植物エキスと成長因子のプレミックス(混合された)原料です。

アカツメクサは、別名レッドクローバーとも呼ばれており、欧州では古来より、伝承薬として受け継がれていた歴史もあります。

アカツメクサにはイソフラボン類が豊富に含まれており、その中でもビオカニンAは、男性型脱毛症の原因である、ジヒドロテストステロン(DHT)の生成を促す「5αリダクターゼの働きを抑制する」という研究結果が出ています。

3. 配合原料の種類数

21種類配合されており、競合他社製品と比較をすると平均的な数字です。

その中でも特に注目なのが、リデンシンルという成分。

リデンシルは、セイヨウアカマツ球果エキス、チャ葉エキス、グリシン、ピロ亜硫酸Na、塩化亜鉛をプレミックスした原料のことです。

ドイツのハンブルクで開催された世界最大の化粧品原料展で、イノベーションゾーンベストアワードで銀賞を受賞しており、海外でも注目の成分です。

リデンシルの働きは主に3つあり、

1. バジル領域の幹細胞に働きかけることにより、毛母細胞となる細胞を増やすこと
2. 髪の毛の土台を作る(毛乳頭の線維芽細胞の代謝を活発化)
3. IL-8を抑制し、頭皮の炎症を抑えることによる頭皮環境の整備

です。

また、毛包の成長速度では、ミノキシジル5%の約2倍の成果があったという研究成果も報告されています。

詳しいデータは現在確認中ですが、キャピキシルと同様に信頼できるデータを持っている新規成分です。

これを配合できている点は評価ができますが、懸念事項としては、配合濃度です。

ライバル商品のDeeper3Dではこのリデンシルが5%配合となっているので、配合濃度が公表されていないバイタルェーブはおそらく1%ぐらいだと推測できるので、リデンシル単体で見た時に負けています。

ただし、メーカーの研究では1%の配合濃度でも成果が出るという研究もあるようなので、もし1%配合されていれば悪い数字ではないと思います。

他にも色々な成分が配合されていますが、注目なのは成長因子です。

EGF、FGF、IGFを合計で2%以上配合しています。

競合商品の育毛剤でも成長因子を配合しているものがありますが、肝心の濃度が不明なものが多いので、2%以上配合できている点は評価できます。

育毛剤は成長因子が必須と言ってもおかしないぐらいよく配合されていますが、実は成長因子は問題点があります。
詳細は、浸透性の項目で説明します。

4. 特許

特許の取得は特にないようです。

育毛剤での特許取得は非常に難しいため、よほど画期的な何かがないと取得できません。

5. 浸透性

浸透ブースター(ネオアオリューアクリオ)という浸透性の工夫がされています。

これを含めて、C.I.P設計をしており
1. 成果追求配合
2. 浸透ブースター
3. プロテクト
という独自設計です。

一般的に育毛剤の成分は、肌の奥まで吸収されにくいと言われています。

その理由として、分子量の大きさがあります。

分子量とは、成分の大きさを表す指標で、例えばタンパク質で言えばアミノ酸ひとつひとつが手を繋いで長くなり、それが繋がった状態のものをタンパク質と呼んでいます。

通常肌は、分子量1,000以下(諸説あります)のものしか浸透しません。

ミノキシジルでも吸収されにくいと言われていますが、分子量209なので吸収は十分可能です。

しかし、成長因子は種類にもより異なりますが、分子量が10,000を超えるものもあります。

そうなると肌は分子量1,000以下しか吸収できないために、成長因子類の吸収は難しくなります。

だから、メソセラピーという肌に注射を直接さして、成長因子を注入するという高額な治療方法が存在します。

肌の奥への吸収は分子量だけの問題ではありませんが、分子量が中心になるため、育毛剤で成長因子を塗っても意味がないと個人的には考えています。

しかし、バイタルウェーブは成長因子でも吸収できる可能性があるように工夫されています。

この設計を現役の医師である永野氏の理論を素に設計しているので、巷にあふれる新設計・独自設計よりも信頼性が高いと感じています。

この浸透ブースターのメカニズムの詳細がわからないので、正確な評価ができませんが、時間をかけて調べてみます。

まずは、独自の設計をしている点を評価したいです。

6. ノズルの形状

形状はガラススポイトです。

最初は使いにくいと思っていたのですが、スプレー式は飛び散り過ぎるし、頭皮に近づけると反射してまた飛び散るという経験があるので、意外とこのガラススポイトの形状は悪く無いと個人的に思っています。

7. 返金保証

注文から30日以内に電話をすると返金保証対応があります。

注意したいのは、事務手数料1,000円と振り込み手数料108円~216円(目安)が、差し引かれる点です。

返金保証はあくまでも頭皮との相性を確認するためですので、効果を保証する訳ではありません

ミノキシジルにしろキャピキシルにしろ半年は我慢しないと成果が出ません。

8. 販売価格

単品購入で11,800円とやや高めの価格設定です。

しかし、キャピキシル5%配合の競合他社の育毛剤と比較をすると価格が安いという特徴が出てきます。

定期で購入するとその安さの特徴が、出てきて7回目以降の注文で7,980円になります。

競合他社との比較でわかるのですが、単品購入でも定期コース購入でも1番安いです。

特に最安値の価格は一番安いボストンと比較しても約1,000円安いために、育毛剤にコスパも求める人にとってはキャピキシル配合商品の中で1番良いのがバイタルウェーブになります。

商品名 単品購入 最安値 最安コース
バイタルウェーブ 11,800円 7,980円 定期購入7回目以降
ボストン 15,984円 8,928円 定期購入3本コース
フィンジア 13,440円 9,980円 定期購入
ザ・スカルプ5.0c 15,864円 10,000円 定期購入
Deeper3D 15,228円 10,395円 6本セット

9. サポート

現在、浸透ブースターについての詳細を問い合わせ中です。

こちらの返答があり次第、正式な評価をしたいと思います。

まとめ

ここ2年ほどで一気に増えてきたキャピキシル配合の育毛剤ですが、今回バイタルウェーブの評価をしてわかったことは2点。

1. 独自の商品設計で従来の育毛剤の欠点を克服できる可能性がある
2. キャピキシル配合の育毛剤の中ではコスパが1番良い

浸透性の部分で成長因子の吸収性に触れましたが、これは従来の育毛剤では確実に欠点でした。

しかし、その欠点を克服できる可能性がある浸透ブースターを含む、独自のC.I.P設計は非常に面白いです。

これを現役の医者である永野氏が開発した点が、バイタルウェーブの1番の特徴であり強みです。

また、そのバイタルウェーブを競合他社品よりも安く販売しているのは、まさに後発組のメリットを最大限に生かしています。

バイタルウェーブを実際に購入してみました

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白いパッケージで、瓶は青色でラベルが赤色でスタリッシュな感じです。

昔はいかにも育毛剤という感じで、少しおじさんぽいデザインが多かった記憶がありますが、最近のはスタイリッシュで洗面台に並んでていても違和感がありません。

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スカルプローションの色は少し白濁した色で、粘度も少しあります。

粘度があるおかげで、とてもサラサラとした水のような育毛剤よりは、液だれしにくいと思います。

ただ、それでも頭を伝って流れてくるので、私は使用するときは少し上を向いて顔側に垂れてこないようにして、使用しています。

匂いは独特ななんとも表現できない香りですが、嫌な香りではありませんので、実際に付けても不快になることはありません

少し気になったのはガラススポイトに目盛りがないために、1回でどれだけの量を吸い取れているのかがわからないことです。

おそらくスポイトの根本のゴムの部分をぎゅっと押して吸いとった状態が1回の適正量だとは思いますが、個人的には目盛りが欲しいなと感じました。

約一ヶ月使用をしましたが、頭皮の痒みや赤みがかるような副作用はありませんでした

私は過去にリアップで頭皮のかゆみを経験しているので、継続して使用をしても肌に変化がないことは個人的に嬉しいことです。

肝心の髪が生えたか?という部分は一ヶ月では何も変化はありませんでしたが、少し髪にコシが出たかなという印象はありました。