育毛サプリは比較的価格が高いジャンルです。いわゆるコンプレックス系というのは、悩みが深くどうしても悩みを解消したいという思いが強いジャンルですので、商品価格が高い傾向にあります。今回は、そんな育毛サプリの価格の裏側の話しを紹介したいと思います。

サプリが最も売れる価格

まず、育毛サプリではなくサプリ全体の話しをします。サプリが最も売れる価格はいくらだと思いますか?

4,980円?2,980円?それとも1,980円?

正解は、1,980円です。ただし、これはサプリ業界の新聞社が出している統計の数字で、1世帯あたりのサプリに消費する価格の平均が1,500円程度という統計数字により導き出された数字です。だから、サプリを全く購入しない世帯もあれば毎月10,000円も購入する世帯があるという中での、平均数字になります。おそらくですが、サプリ購入ゼロの世帯を除けば、平均は2,980円ぐらいになるのが、私の個人的な予想です。

世の中にはサプリマニアとも呼ばれる人がたくさんいて、以前テレビで見たのですが、1日に10種類ものサプリを飲む芸能人が紹介されていました。これは極端な例ですが、確実に10年前と比較をすると、サプリを購入する人は増えていると思います。

育毛サプリの平均相場

育毛サプリの平均相場ですが、自分が見てきた商品の価格帯を平均すると「5,000円」前後が目安となります。2,980円程度で売られていても良いとは思うのですが、意外というか全然ありません・・・

これは各通販会社が利益をぼったくっている訳ではありません。1つ明確な理由としてあるのが、「悩みを解消」することに焦点が当てられているために、あれもこれもとにかく効果がありそうな栄養成分を配合するので、その結果が5,000円前後になります。

あとは、心理面の問題があります。人は深い悩みを解決しようと思った時に、安い商品よりも高い商品を購入する傾向が強いのです。本来は安い商品を購入することの方が多いと思いますが、事がコンプレックスにかかってくると、途端に心理が変わります。これは、とても興味深いことですね。

育毛サプリが高くなる理由

先に、あれもこれも栄養成分を配合すると高くなると紹介しましたが、育毛サプリの基本的な商品設計の方法を紹介しますね。

サプリの商品設計の方法はいくつかあるのですが、最もなスタンダードな方法が2つあります。

1. メインを明確にして、サブ原料を5つ程度配合する

2. メインを3つにして、サブ原料を5つ程度配合する

この2つの方法がありますが、1.2.も商品価格はほとんど同じになります。それは、なぜかというと2の方法は、メイン原料の配合量が1つずつ少なくなるからです。例を挙げて見ると

1. ノコギリヤシ300mg 、亜鉛、イソフラボン、カプサシン、ビタミンB1、ビタミンB2

2. ノコギリヤシ100mg、ミレット100mg、エピガロカテキンガレート100mg、、亜鉛、イソフラボン、カプサシン、ビタミンB1、ビタミンB2

原料それぞれの原価を無視していますが、だいたいこのようになるので、1も2も同じような価格になります。

私個人の意見では、ノコギリヤシエキス300mg+亜鉛10mgで2,980円で販売するのもありだと思いますが、これだと小林製薬のノコギリヤシのサプリと真っ向勝負になるので、正直誰も購入をしてくれません・・・だから、さらに配合する栄養成分を増やして、付加価値をつけて高く売るという方法を選び、その結果が5,000円程度に落ち着くということになります。

薄毛、ハゲで悩んでいる人は、「1本でも多く髪を増やしたい!」という切実な深い悩みを抱えているので、「2,980円で効果がありそうな育毛サプリ」よりも「4,980円でより効果がありそうな育毛サプリ」の2つがあれば後者を選ぶ人の多いと思います。

だから、育毛サプリの平均相場の5,000円というのは販売会社にとっても、消費者にとっても実は意外とバランスが取れている価格赤だと思います。