緑黄色野菜の代表格であるブロッコリー。実は最近になって、ブロッコリーには育毛に効果的な成分がたくさん含まれていることが分かってきました。今回は、ブロッコリーの成分と育毛の関係についてご紹介しましょう。

ブロッコリーには健康に良い成分がいっぱい

ブロッコリーは、緑黄色野菜の代表格であり、ビタミンBやビタミンC、カロテンや鉄分などの栄養素を豊富に含んでいます。

また他にも、がんの予防やピロリ菌の抑制に効果を発揮する成分も含んでおり、健康に向けた大きな力を秘めていることが期待されています。

そして、最近になって、ブロッコリーには、育毛にプラスの効果をもたらす成分が複数含まれていることが明らかになってきたのです。

「インドール3カルビノール」が男性ホルモンを抑制する

ブロッコリーの育毛成分の1つ目は、「インドール3カルビノール」という名前の成分です。この成分は、体の中に入ると、「ジインドリルメタン」という物質に変化します。このジインドリルメタンが、実は、男性ホルモンの量や働きを抑えることが分かりました。

男性ホルモンは、頭皮に存在する5αリダクターゼという酵素の働きで、男性の薄毛の原因となる悪玉男性ホルモンDHTに変化してしまいます。

ジインドリルメタンが、どの男性ホルモンの働きを抑えるのかについては、まだはっきりと分かっていません。しかし、男性ホルモンの量や働きを抑えることで、育毛にプラスに働くことは確かなようです。

ブロッコリースプラウトの新しい育毛成分

さらに最近になって、ブロッコリーにはもう1つ、育毛に効果的な成分が含まれていることが分かりました。

これは、ブロッコリーの芽であるスプラウトをすりつぶして抽出したエキスを、人間の毛乳頭の細胞に振りかけると、細胞の数が約1.8倍に増えた、という研究結果によるものです。この研究は、近畿大学のチームと毛髪クリニックリーブ21が共同で行いました。

また、この時に、細胞の数だけでなく、髪が伸びる時に毛乳頭から出される物質の量も増えていたそうです。ブロッコリースプラウトのエキスに含まれる何らかの成分が、髪が成長するための信号が出しているかもしれない、というわけですね。

こちらは、インドール3カルビノールとは違い、細胞に直接作用させる必要があるため、育毛剤に配合されて頭皮に塗るような形で応用することが考えられているようです。

いかがでしたか。食べても塗っても育毛効果を秘めているブロッコリー。さらに研究が進んで、ブロッコリーの成分を含んだ育毛剤が誕生する日が待ち遠しいですね。