育毛に良い栄養素がある一方で、育毛に悪いと考えられる栄養素も存在します。それらは過剰に摂取しすぎると、さまざまなメカニズムで、髪の毛にマイナスの影響を与える可能性があります。

今回は、育毛にマイナスの影響を与える可能性がある栄養素についてまとめました。

育毛にマイナスの影響を与える可能性がある栄養素

以下に紹介する栄養素は、単一に過剰量を取り過ぎると、育毛にマイナスの影響を与える可能性が考えられるものです。育毛のためには、これらの栄養素の取り過ぎを防ぎ、バランスの良い食事を心がけることが大切です。

糖質

糖質は、三大栄養素の一つであり、私たちの食生活には欠かせない栄養素です。また、もっともインスリンの分泌を促しやすい栄養素でもあります。

インスリンは、食事で上がった血糖値を、適正レベルまで下げるために分泌されるホルモンです。通常は、食後に速やかに必要な量が分泌されて、血糖値が下がると分泌は抑えられます。

しかし、食事のバランスが乱れて、糖質に偏った食生活が続くと、インスリンの効き目が悪くなって、血糖値が下がりにくくなります。同時に、悪くなった効き目を補うために、より多くのインスリンが分泌されるため、日常的に血液中にインスリンの多い状態が続きます。

このインスリンの量が多い状態が、悪玉男性ホルモンDHTを増やして、抜け毛や薄毛を進める可能性が考えられています。反対に、食生活や運動に注意して、インスリンを低く保つことができれば、抜け毛や薄毛の進行を抑えることが可能かもしれません。

参考文献:
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12458975
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15648182

動物性脂肪

脂っこい食事にたくさん含まれている脂質も、過剰に摂取しすぎると、皮脂の分泌を増やすため、髪の毛にはマイナスになります。

中でも、肉類に多く含まれる動物性の脂肪(飽和脂肪酸)は、血中のコレステロールや中性脂肪を上げたり、血管を衰えさせたりする原因となり、心臓病や脳卒中のリスクを上昇させます。血管が衰えることは、頭皮の血行不良にも引き起こすこともあり、これも育毛に悪い影響を与えます。

一方で、野菜や魚に多く含まれる植物性の脂肪(不飽和脂肪酸)は、血中のコレステロールを減らしたり、血管年齢を若くしたりする働きがあり、育毛にはプラスになります。育毛のためには、悪玉である動物性の脂肪を減らしつつ、善玉である植物性の脂肪は積極的に取っていくことが大切です。

アルコール

お酒に含まれているアルコールを飲み過ぎることも、育毛には良くありません。

アルコールは過剰に摂取すると、その分解の過程でアセトアルデヒドが作り出されます。アセトアルデヒドは、悪玉男性ホルモンであるDHTを増やし、抜け毛や薄毛を進める原因となります。

一方で、適量のアルコールを摂取した場合には、アセトアルデヒドはほとんど作られません。

お酒はほどほどに嗜むことが、育毛においては大切

です。

いかがでしたか。食事が偏っていたり、お酒をたくさん飲んだりする人では、これらの栄養素を摂取しすぎているかもしれません。今一度、日ごろの食生活をチェックしてみましょう。

私も3年前は、糖質類が大好きでご飯やラーメン類が大好きで、ラーメン、チャーハンをよく食べていましたが、現在は糖質類を控えるようにしています。