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はっきり言って消費者の方はカシコイ!

頭皮の脂は薄毛の原因ではないと、ほとんどのAGA専門医や研究者は言っているのに、育毛剤メーカーのサイトを見ると、「薄毛の原因は頭皮の脂」と堂々と掲げています。

その一方で、薄毛に悩み、育毛剤を購入する側の人たちのブログを見ると、「薄毛は頭皮の脂が原因ではない」と記載されているところが圧倒的に多いですね。

なんか、不思議な感じがします。育毛剤メーカーには優秀な研究者がゾロソロいるはずなのに。
それとも、メーカーの研究者たちの思惑とは別のところでサイト作りは行なわれているのでしょうかね???

いずれにしても最近の消費者は逸早く情報を掴むことに長けているし、医学的、専門的な内容もしっかりと把握しておられます。

頭皮の脂が薄毛の原因ではない

薄毛の原因は頭皮の脂でもなければ。不潔にしているからでもなく、男性ホルモンが原因です。

血行不良もよく原因にされますが、男性ホルモン説ほどのエビデンスはありません。
このようなことは、男性で薄毛に悩んでいる人の間ではもう常識です。

髪を毎日のように洗ってもハゲる人はハゲるし、月に一回しか洗わなくてもハゲない人ははげません。

頭を洗う機会があまりなく、皮脂が相当溜まっている感じがするホームレスの人の頭はどうなっていますか?

全員がハゲや薄毛ではありません。
中にはフサフサした髪の人も結構、おられると思いませんか?

男性ホルモンの働きは色々、ありますが、その中に「皮脂の分泌促進」があります。そのため、AGA(男性型脱毛症)を発症する人は皮脂の分泌も多くなります。

皮脂が多いためにAGAになるのではありません。
男性ホルモンの過剰な分泌がAGAを発症させ、皮脂の分泌を過剰にするわけなのです。

従って、AGAを発症して、ハゲてしまった人の頭皮は、普通より脂が多いのは当然の結果です。

実は育毛剤メーカーも頭皮の脂と薄毛は無関係と考えている??

以下は、AGA専門家でもない筆者の独断と偏見ですが……

日本皮膚科学会のAGAガイドラインの推奨度Àランクに入っているのは、フィナステリドとミノキシジルですが、この最強の物質に対抗する駒をメーカーは、頭皮の脂を抑える物質に掲げているのではと……。

逆に言えば、それ以上、消費者を説得できるものがないという言い方もできます。

育毛剤メーカーもフィナステリドやミノキシジルの代わりになる看板となるキャッチコピーが必要です。

フィナステリドなどがAGA治療に認められ、勝ち目がないと言っている場合ではありません。
売上げが落ちないように頑張らなければいけません。

「頭皮の脂の多さは薄毛の原因」と、フィナステリドとは違う土俵で売り上げ合戦をしなくてはいけません。
おそらく、メーカー側も頭皮の脂は薄毛とは無関係と知っていると考えます。

無関係と思っているけれど、頭皮の脂も少しは気になる薄毛に悩む人たち

薄毛に悩む人は無関係と理論上、考えているけれど、育毛剤サイトが言っているような頭皮の脂のことも頭の隅には残っています。

無関係と医師が言っているのだから、確かなんだろうけど、頭皮の脂も気にはなっています。

しかし、頭皮の脂のとり過ぎは水分保持能力消失(乾燥)、皮膚のバリア機能の低下などの弊害がおきてきます。

髪を洗わずにいる場合と必要以上に洗いすぎる場合、どちらもマイナスでしょうが、まだ、洗わずにいる方がまし、と言えるようです。

「皮脂は常に下から新しく分泌され、皮膚も自然と、28日程度で入れ替わるのだから、洗髪は一ヵ月に一度で十分。その途中であれこれいじるからトラブルが起きる」という皮膚科専門医もいます。
参考:専門医が語る毛髪科学最前線  著者板見 智

脂漏性皮膚炎は薄毛とは無関係

こちらは改善されれば、元の髪の状態に戻ります。
皮脂の分泌が多い頭皮によくおこる皮膚炎です。

炎症が進行すると、脱毛することがあるので、AGAかと思う人がいますが、炎症が治まると、再び新しい髪が生えてきますので、きちんと治すことが重要です。