O君は高校の後輩で付き合いはもう15年ほどになる。

彼となぜ仲が良くなったかは全く覚えていないが俺以上の剛毛で頼もしい存在だと勝手に思っていた(笑)

俺はスネ毛がかなりフサフサで中学では、毛深いのが悩みだったんだが、O君の方が腕もスネも遥かに剛毛だった。

当時の彼は少し長めの髪だったと記憶している。今となっては圧倒的に生えてる髪の毛の方が少ないのだが。

確か大学に入ってからだったと思うのだが、お互い全然別々の地方の大学にいって会う機会が少なく久しぶりに会うことがあった。

その時彼は帽子をかぶっていた。まあオシャレとしては全然帽子ありだと思うんだが、そんなシャレオツなキャラじゃなかったのでなんとなく違和感を覚えていた。

当然会う頻度は少ない一年に1,2回程度。そんなある日彼と一緒に買い物にいくことがあった。自然な流れで帽子屋にいったんだよね。

そしてそこで驚愕の事実を知ることに。

なんと彼は20代前半にも関わらず明らかにハゲが進んでいたのだ。

当時の自分の大学は1学年200人ほどだったのだが、ハゲているやつは1人もいなかったし、デコが広いといっても程度は知れていた。

そんな中での彼を思うと異質な存在に見えた。

ハゲが気になる→帽子→ハゲが進行→帽子→よりハゲが進行

ってな具合でハゲはどんどん進行していった。

O君とは先日ひさしぶりにあった。彼は仕事帰りでスーツ姿。さすがに帽子をかぶっていなかった。

もちろん頭はハゲの部分の方が多く、髪の毛はほんのわずか。ただ、前回会った時と違うのは、髪が短く整えてられておりハゲなのだが清潔感があって印象は特に悪くなかった。

なかなか彼の髪の話題に触れてあげることができないのだが、今度会った時にどれだけ苦労したかの悩みを聞いてみたいと思う。

高校時代はちゃらいやつだったが、社会人になってからずっと同じ会社に努めている真面目なやつだ。通勤時間2時間を毎日通っている。俺には悪いが同じことはできない。だから、彼はサラリーマンとしてすごいと思っている。