髪の毛の状態に強く影響すると言われているストレス。ストレスにさらされると抜け毛が増えるというのは本当なのでしょうか。今回は、ストレスと薄毛の関係についてご紹介しましょう。

ストレスが抜け毛を増やす

結論から言うと、ストレスによって抜け毛は増えやすくなります。これは、ストレスが、交感神経や胃腸、ホルモンのバランスに影響を与えてしまうために起こります。

交感神経が活発になると頭皮が血行不良に

私たちの体は、ストレスを受けると、交感神経が活発になります。

交感神経は、激しい運動を行うときや、身に迫る危険を逃れるときに活発になる神経で、副交感神経と対になって自律神経として働いています。

交感神経が活発になると、体は軽い興奮状態になります。このとき、頭皮や皮膚を通る細い血管がキュッと収縮してしまい、頭皮の血行不良が起こってしまいます。日ごろから常にストレスを受け続けると、頭皮の血行不良がずっと続くことになり、抜け毛の量が増えることにつながるのです。

タンパク質やビタミンの吸収効率が下がる

ストレスを受けて、交感神経が活発になると、胃や腸の動きが弱められます。ストレスのせいで食欲がなくなったり、食べ物がいつまでもお腹に残っているような感じがしたりするのはこのためです。

胃や腸の動きが弱められると、食事に含まれるタンパク質やビタミンの吸収効率が下がってしまいます。このため、元気な頭皮や髪の毛に必要な栄養素が足りなくなり、抜け毛につながりやすくなってしまいます。

アドレナリンで皮脂の量が増える

また、強いストレスにさらされると、体の中では、アドレナリンというホルモンの量が増えます。

アドレナリンの量が増えると、頭皮の毛穴で皮脂の放出量が増えてしまいます。そのため、頭皮のケアをしっかりしていないと、皮脂で毛穴がふさがりやすくなり、抜け毛も増えやすくなるというわけですね。

ストレスとうまく付き合っていくための4つの工夫

ストレスとうまく付き合っていくためには、日ごろのちょっとした工夫が大切です。

1日20分の有酸素運動

適度な運動は、全身の血流を良くしたり、胃や腸の動きを良くしたりする効果があります。1日20分程度、ウォーキングや軽いジョギングといった有酸素運動を行うのがおすすめです。

2時間に1回、10分間の休憩

集中力がもっとも理想的な状態で維持できるのは45分までと言われています。それ以降は集中力が下がり続け、90分を超えるととても効率の悪い状態になってしまうようです。デスクワークの多い方は、少なくとも2時間に1回は、首や肩をほぐしたり、散歩をしたりして、休憩を取るようにしましょう。

紅茶やハーブティーを飲む

紅茶やハーブティーには、活発になりすぎた交感神経を落ち着けてくれる働きがあるためおすすめです。

寝る前に風呂・シャワー

寝る前に温かいお湯を浴びると、交感神経の働きすぎをリセットしてくれるため、ぐっすり眠れるようになります。おやすみ前には、風呂やシャワーを欠かさないようにしましょう。

私のストレスの経験

私は20代後半に大きなプロジェクトのリーダーをしていた時に過度のストレスで、明らかに前髪が抜けてしまった時期がありました。また、ストレスの影響下か頻繁に頭の一部を掻いてしまう癖がついてしまい、その部分は頭皮が荒れてしまいちょっとした円形脱毛症のようにもなった経験があります・・・

プロジェクトが無事終了した後は、頭を掻く癖もなくなり無事髪の毛も元に戻りました。ですので、ストレスでハゲてしまうことを身を持って体験したことがあります。

いかがでしたか。日ごろあらゆる場面に私たちを苦しめるストレス。上手に付き合って、抜け毛を防いでいきましょうね。