青魚に多く含まれる健康成分DHA、EPA。これらの成分、実は髪にも良いってこと、ご存じでしたか?今回はDHA、EPAと育毛との関係についてご紹介しましょう。

●体に健康的に働く脂質「DHA」と「EPA」

その前に、「DHA、EPAとは何なのか」ということについてお話させてください。

DHAやEPAは、どちらも脂質の一種です。ω-3系(オメガ3けい)脂肪酸という名前でまとめて呼ばれたりもします。

DHAやEPAといったω-3系脂肪酸と呼ばれる脂たちは、私たちの体に入ると、免疫が働きすぎないようしたり、血液をサラサラにしたり、中性脂肪を下げたりなど、健康的に働くことが分かっています。

育毛に関係する働きは「血液をサラサラにする」と「中性脂肪を下げる」

良いこと尽くめのDHAやEPAの働きの中で、育毛に深く関係するのは「血液をサラサラにする」という働きです。

血液がサラサラになると、全身で血液の流れがよくなります。もちろん、頭皮の血行も良くするため、毛根に必要な栄養がよく流れ、育毛に力を発揮するというわけです。

また、「中性脂肪を下げる」という働きも、育毛に働きます。

血液の中に中性脂肪が多いと、血管の壁がボロボロになる「動脈硬化」を起こしやすくなります。血管の壁がボロボロになると、血液の流れが悪くなるため、頭皮には良くありません。これを、DHAやEPAが防いでくれることで、育毛にプラスとなるのです。

つまり、DHAやEPAが、直接的にも間接的もの、血行促進に働くことで育毛に役立つというわけですね。

1日の目標はDHAとEPA合わせて1000mg!

では、1日にどのくらいのDHA、EPAを摂取すればよいのでしょうか。

厚生労働省では、1日のDHAとEPAを合わせた摂取量の目安を「1000mg以上が望ましい」としています。1000mgではいまいちピンと来ないので、DHAとEPAの合計が1000mgとなる食材の量を挙げてみましょう。

・さば : 切り身1切れ (約80g)
・さんま : 1/2尾 (約40g)
・ぶり : 刺身1~2切れ (約40g)
・まいわし: 2尾 (約40g)
・うなぎ : 1/2尾 (約60g)

これらのうち、どれか一種類を1日に食べれば、DHAとEPAの合計1000mgをクリアできます。これくらいの量なら続けていけそうですね。

ちなみに、DHAもEPAも、加熱による成分の変化はほとんどありません。生でも火を通してもOKです。お好きな方法でお試しください。

いかがでしたか。あなたも毎日の食事に青魚を取り入れて、よりよい育毛習慣を始めてみませんか?